COLUMN

肌荒れの原因

 肌荒れは、症状によってその原因は異なるので当然対処法も異なります。原因を正しく理解することで初めて正しいケアができます。

①外的刺激
 紫外線、大気汚染、花粉や気温の変化などの外的刺激によって乾燥すると肌は揺らぎやすくなり、肌荒れを引き起こします。
 生活習慣の変化からマスクの着用時間が増えることでマスクによるこすれや蒸れなどの外的刺激も肌荒れの原因として増えてきています。

②ホルモンバランスの変化
 生理前になるとホルモン量の変化から皮脂の量が増えて、毛穴が詰まりやすくなることで肌荒れが起きやすくなります。通常生理後の一週間はホルモンバランスが整うことで肌のキメが整いやすくなるといわれています。

③生活習慣の乱れ
 寝不足やストレス、栄養バランスの偏った食事などの生活習慣の乱れは肌のターンオーバーの乱れを引き起こし、肌のキメが乱れたりバリア機能が低下したりすることで肌荒れのリスクが高まります。

④誤ったスキンケア
 肌を強くこするクレンジングや洗顔、そしてベタつくのが嫌という理由から乳液やクリームを怠った誤ったスキンケアを行うことで肌のバリア機能が低下してしまい、肌荒れを繰り返してしまいます。

【具体的な対処法】

肌荒れを根本から解決するにはバリア機能とターンオーバーを整えることが重要ですが、具体的にどのようなスキンケアをしていけばいいのかご紹介いたします。
■肌に負担のかからないクレンジングと洗顔
肌荒れを起こしている肌はバリア機能が低下し、あらゆる外的刺激に敏感になっている状態です。肌ストレスを与えないよう、こすらずなでるだけで短時間でするっとメイクオフできるクレンジング、そしてたっぷりの泡で摩擦を起こさない洗顔を取り入れて肌への負担を軽減させましょう。
★SHULYをしっかり、十分な保湿をする
肌荒れを起こしている肌は肌本来の水分量と油分量のバランスが崩れている状態です。肌のバリア機能を整えるにはまずは保湿力の高い化粧水でたっぷりうるおいを与えてあげましょう。
★水分蒸散を防ぐ
クリームや乳液のべたつきが苦手という方もいらっしゃるかもしれません。しかし化粧水でしっかり保湿してあげても乳液やクリームなどの油分でフタをしてあげなければ肌の水分はどんどん蒸発してしまい逆に乾燥を招いてしまいます。スキンケアの最後は必ず乳液やクリームでフタをしましょう。
■紫外線対策は忘れずに
肌荒れを起こしている場合であってもすっぴんで外出するのは危険です。それは紫外線は肌荒れを悪化させてしまうからです。しっかりメイクは避けつつも、日焼け止めやUVカット効果のあるクリーム・化粧下地を塗って紫外線から肌を保護してあげましょう。
★スキンケアを見直す
肌荒れの時は肌がデリケートになっていて、使っている化粧品の成分が肌に合わなくなっていることも。
刺激に敏感になっていることもあるので、低刺激で使い心地の良いスキンケアを使いましょう。肌に不要な添加物を使っていない無添加化粧品もお勧めです。
★生活習慣も見直して
スキンケアのみならず生活習慣を見直して体の内側から整えることで肌荒れの改善を期待できます。基本ではありますが良質な睡眠、栄養バランスのとれた食事そして適度な運動を心がけて内側からのケアも大切です。