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敏感肌の定義って?バリア機能の仕組みとは?

敏感肌の定義とは

実は,敏感肌の定義は年々変化しています。
この言葉が一般的に使われ始めた頃は、「自分は敏感肌だ」という人が多数いました。

ここ数年の認識は、「一年中トラブルが起こる肌のこと=敏感肌」と考える人が多くなり、「敏感肌だ」と病院を訪れる人は減少しました。
これは、自分の皮膚に対し、たまにトラブルが起こるなどと、客観視する意識が出てきたからのようです。

敏感状態と深く関わっている「バリア機能」

繰り返しますが、皮膚には「バリア機能」があり、2つの役割を果たしています。

①外部からの刺激や異物の侵入から体を守る
②体内から水分が蒸散するのを防ぐこと

この機能が低下してしまうと肌が敏感状態になり、ひどい場合には皮膚の病気につながります。
バリア機能が低下すると、表皮の一番外側で外界と接している「角層」が一時的に不安定な状態になり、乾燥、汗、摩擦、紫外線など外部刺激を受けやすくなってしまいます。
さらに、体内の水分をとどめておくことができなくなり、乾燥し、肌の油水分バランスが乱れてしまいます。

バリア機能が低下する原因は?

バリア機能が低下する一番の要因は「乾燥」です。
外気の乾燥、夏のエアコンによる乾燥はもちろんですが、現代女性は、ホルモンバランスやストレスなどの影響で、肌が水分不足になりがちです。これがバリア機能の低下につながり、肌トラブルが起こりやすい状況になります。

このバリア機能を守るためにも、洗顔後はすぐにSHULYで保湿しましょう。